シニアのお金の使い道について

日本銀行の調査によると、シニア世代が老後に備えて貯めているお金は1,000兆円以上あるそうです。そしてそのお金の大半は使われること無くその子供に遺産として受け継がれる貯め、余り使われることが無いと言われています。


そしてその子供も遺産を受け継いだ頃は既にシニア世代に近づいているため、やはり両親と同じように老後の心配から使われること無く、貯金となっているのです。
つまりこの巨大な貯金は世間で回らないお金となりますので、景気を喚起したい政府は何とかこのお金を使ってもらうように工夫をしています。


いろいろ考えた結果なのでしょう、孫へは1,500万円までの贈与には税金が掛からないようになりました。これまでは1,500万円の贈与には30%以上の470万円の贈与税が掛かっていたようです。


これはどういうことかと言うと、1,500万の贈与を受けたら、その分の税金470万円を税務署に払うことが義務付けられていたのです。
そんな高い税金が掛かっていたのかと驚きですが、まあそれがゼロになると言うのはそれなりにインパクトがあります。生きている内に、孫に財産を贈与することがしやすくなった訳です。


それはその分、孫の親となる若い世代は大いに助かりますので、旅行やマイカー、マイホームなどの高額消費に繋がるのではないかと期待されていますそうなれば景気は良くなる方法となります。


このような減税策で難しいのは、今の日本の借金総額への影響です。減税すると当然借金を返す原資も減ります。その分を補えて更に上回る消費とそれに伴う税金収入が実現できるかです。


ただ、個人レベルではお金の循環が発生しやすくなりますので、孫とその親世代が少なくとも気分的に余裕が出来るのは確かで、多少財布のひもが緩みことはあるように思えます。


そんなシニア世代ですが、老後の心配はあるものの、ただ貯金しているだけではありません。それは多くの人も気付いていると思いますが、海外・国内旅行や登山などでシニア世代が何と多いことか。


ある程度の貯金が出来ると、それなりに人生を楽しんでるようです。どんな楽しみ方をしているのか、大体予測は出来ますが、こんな感じです。
シニア世代の大きな収入と言えば退職金です。平均で60%弱は貯金に回っています。残りは住宅ローンの返済や主に元本補償の投資運用、そして旅行などの消費となっています。
消費は定年直後は様子をみるためか少なくなっていますが、年金を貰えるようになると少しづつ消費が増えていく傾向があります。


消費の内訳はやはり国内旅行がトップで、ついで海外旅行と皆さんの印象通りの結果となっています。他には、自宅のリフォームや建替え、趣味やパソコンなどです。
シニア世代の人達は皆さん元気です。豪華な列車の予約も大変な人気ですよね。シニア世代を狙った企画はそれなりに大きな成果が出ているようです。